あの便利だった機能たちが次々と終了？Nintendo Switchで消えた6つの大切な機能とは

Nintendo Switchは、これまでたくさんの便利な機能や新しいサービスを追加してきました。
Bluetoothへの対応や動画の録画機能、コントローラーのボタン変更など、ゲームがもっと楽しくなる機能がいっぱいありました。

でもその反面、いつの間にか使えなくなってしまった機能もいくつかあります。
しかもその中には「えっ、なんで消えたの？」と思ってしまうような、とても便利だったものもあります。

この記事では、そんなSwitchで削除されてしまった6つの機能と、その背景や理由をわかりやすく紹介します。
Switchの進化の流れを知ることができるので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

1本のソフトを2台で同時に遊べた機能が使えなくなった

昔のSwitchでは、1本のダウンロードソフトで2台のSwitch本体を使って、同時に遊ぶことができました。
とくに家族で同じソフトを楽しんでいた人たちにとっては、本当に助かる機能でした。

でも、2025年4月30日からはこの便利な機能が使えなくなってしまいました。
それは「バーチャルゲームカード」という新しい仕組みが始まったからです。

この変更により、1本のソフトでの2台同時プレイは基本的にできなくなりました。

Switch2では「おすそわけ通信」という新しい仕組みが登場する予定で、最大4台での同時プレイができるようになるそうです。
これからはこの新機能が中心になっていくかもしれません。

Switchでは、ソフトを買うと「ゴールドポイント」というポイントがもらえて、それを使って次の買い物がちょっとお得になるサービスがありました。

でも、このポイントの受け取りは2025年3月25日で終わってしまいました。

こうした理由で、任天堂としても負担が大きくなってしまい、サービスを続けるのが難しくなったようです。

Switchには、ゲームで撮ったスクリーンショットや動画を、直接Twitter（今のX）に投稿できる機能がありました。
楽しい場面をすぐに共有できて、たくさんの人にゲームの魅力を伝えることができました。

でも、この便利な機能も2024年6月で終わってしまいました。

理由	詳細
Twitter APIの有料化	利用料が高騰（月数千万円レベル）
イーロン・マスク氏による方針変更	名称変更や機能変更が頻発

Switchだけではなく、PSやXboxでもこのTwitter連携機能は削除されています。
今ではスマホやパソコンを使えば投稿は可能ですが、ちょっと手間が増えてしまいました。

Switchでは、TwitterやFacebookとアカウントを連携させることで、知り合いかもしれない人が「フレンド候補」として表示される機能がありました。

この機能を使えば、SNS上の友だちをSwitchでも見つけやすく、つながることができたのです。

でも、この機能も2024年6月に使えなくなりました。

SNS	機能名	廃止日
Twitter	フレンド候補表示	2024年6月
Facebook	同上	2024年6月

API使用料の高騰がここでも影響したと考えられます。
SNSとの連携が少しずつ終わってきているのが現状です。

ゲーム名	キャプチャー終了時期
フォートナイト	2018年9月
デッドバイデイライト	2021年7月

Switchの初期には、とても特別な方法でファミコン版「ゴルフ」が遊べる裏技がありました。

これは、任天堂の元社長・岩田さんへの感謝と尊敬をこめた「おまけ機能」でした。

手順	内容
日付を変更	Switchの日付を7月11日にする
ポーズ動作	Joy-Conを縦に持って前に突き出す

でも、2017年12月のアップデートでこの裏技は完全に削除されてしまいました。
今ではSwitch Onlineでファミコン版「ゴルフ」を普通に遊べるようになっていますが、あの裏技はもう体験できません。

こうして見ていくと、Switchからなくなってしまった機能はどれも理由があってのことでした。
物価の上昇、SNSの変化、そしてSwitch2の発売に向けた準備など、時代とともに必要な調整が行われたのです。

でも、その代わりに新しく追加された便利な機能もたくさんあります。